2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

学術書カウンシルを作りましょう

学術書カウンシルを作りましょう。というマークを作ろうか。1 学術書の社会的な役割を考え、その重要性を発信していく 2 学術書としての内容をそれぞれの社の見識をもって追求する 3 学術活動を支える社会的なインフラの機能を考え、その必要性を発信して…

ハワード・ガードナーの多重知性の考え

多重知性(マルチプル・インテリジェンス)の考えは、面白いと思う。(知能というのは、避けたいと思います。知能指数みたいで、どうにも嫌である。)ハワード・ガードナーという人の日本での評価はどんな具合なんだろう。『MI:個性を生かす多重知能の理論』と…

編集者は、必要だが、出版社は、必要ないという人がいるが

編集者は、必要だが、出版社は、必要ないという人がいます。出版に携わっている人も簡単にそういう人がいる。しかし、その主張は間違いだと私は思います。読者市場が、十分に開発されていない場合、これから開発する場合、開発するものが、必要である。それ…

Book Councilがほとんどない

英国王のスピーチは、英国フィルムカウンシルが、サポートしていたので、book councilで検索してみた。ネット見るところでは、ニュージーランドのbook councilは、組織が大きくて、活動が充実しているように見えるが、他はマイノリティの読書支援的な要素が…

情報学研究所「東日本大震災に関する大学等からの連絡」(転載)

学会の中止などの予定変更のお知らせが行われることがある。その際に学会の関係であれば、告知できる方法があるといいということで、国立情報学研究所に東日本大震災に関する大学等からの連絡の掲示板が設営された。某出版社が、紹介していたのだが単純に「…

予測できないリスク、検証できないリスク

予測できないリスク、検証できないリスクについて考えることが今回の原子力発電所大事故について考える際に重要なのではないだろうか。先日、お越しになったある方が、マクルーハンのバックミラー効果ということを言われて、経験したことのないのことは、後…

please send me your proposal

はてなは、英語で書くのが難しいですね。和文で書いた場合には生きる改行が有効にならなかったり、思うように表現できません。たとえば、英語の文章のところではタグが必要なんです。 よくないのは、見出しタグを付けると勝手にtwitterボタンが付いてしまう…

「大学生」になるための日本語youtubeの再生100回を超えました。

「「大学生」になるための日本語」(1/6)youtueの再生100回を超えました。http://www.youtube.com/watch?v=tYF2ZqOpQdw

シフリンの『ことばとお金』(Words and Money)

シフリンの『ことばとお金』(Words and Money)を、読み終わる。実は、文化政策の話しです。 アメリカでは、書店がどんどん無くなっている。コングロマリット企業に出版社は買い取られている・・・、という事態に対して英語話す圏ではない国では、政府によ…

ひつじ書房の現状

ひつじ書房代表取締役の松本功です。 本来は私的な立場で、書いているブログですが、ひつじ書房のサーバーは社内にあり、電力の不安定な折ですので、このブログに書いて、ひつじ書房の現状とこれからについてお伝えします。 ひつじ書房の現状と展望につきま…

リスクの考え方

リスクの考え方を変えた方がいい。 先日、先生と話しをしている際に電子書籍の話しなのだが、私がわれわれは、紙を媒体にした2次元上の読み書き能力の後にパソコンなどの電子的なメディアのリテラシーを獲得した、その経験から考えると、子どもたちへの教育…

文学出身者の文学的センス不在

文学出身者の文学的センス不在。東京都民は、大きな反省をする責務があるのではないだろうか。有名で、決断力がありそうだ、ということでリーダーを選んではいけないと思います。ただ、背景にカリスマ性を利用して、権力を振るわせた首脳陣がいるだろうとい…

仕事の文法

やりもらい。こちらから、やったことなのか、してもらったことなのか。日常的には文脈で分かればいいということがおおいが、仕事の上では厳密であることが望ましい。 「いつも注文をしていただいていました」 本当?注文をもらったことあるの? 「間違いでし…

「大学生」になるための日本語 YouTube

「大学生」になるための日本語 麹町店イベントの録画映像YouTube先日の麹町店イベントの録画映像をYouTubeにアップいたしました。 容量の関係から6分割しています。 1/6 http://www.youtube.com/watch?v=tYF2ZqOpQdw 2/6 http://www.youtube.com/watch?v=YXd…

『本を生みだす力』 一編集者一事業部

『本を生みだす力』は、一人出版社「ハーベスト社」、中規模出版社(12人)「新曜社」、大出版社(100人)「有斐閣」、財団型学術出版社「東京大学出版会」の比較研究を行っている。 一人出版社は、社長が全てをやっていて、新曜社は「一編集者一事業部」を…

誕生日のお祝い

2月21日生まれが3人揃って、その当日、誕生日のお祝いをした。他の21日生まれは、女性。渋谷の東急本店のブラッスリーで。レストランが有名なフレンチだが、ほぼ貸し切り状態。月曜日だからだろうか?美味しかったし、サービスも良かったのだが。東急本店が…

「「大学生」になるための日本語」日本語サロン研修会

「「大学生」になるための日本語」日本語サロン研修会を4月9日(土)凡人社さん主催で大阪で開催します。「「大学生」になるための日本語」のイベントとしては2回目ということになります。 どうぞふるってご参加下さい。日本語サロン研修会 in 大阪 留学生の…

書籍による知識コミュニケーション

書籍による知識コミュニケーション機能とメディア機能 専門家同士の共有 専門家と非専門家との間の共有 教育 教科書、入門書 学ぶ人へ伝達 教養 非専門家との共有メディア 物流通 対 ネットワーク ブツ 対 デジタル 紙 対 ディスプレイ、アプリケーション 直…

学術出版の商売人としての心得

学術出版の商売人としての心得について書く。社是ではないけれども、社長がいなくても、ひつじ書房の方針にぶれがないようにするということが社長の最大の仕事だといえる。進むべき方向について書いておこうかなと。こころえ、とでもいうべきかも知れない。●…

英文のproposal

日本に来ていらっしゃる海外のご高名な言語学者の方に英語での言語学の書籍の出版の提案をしました。ひつじ書房の21世紀の使命は国境を越えて学術書を作ることと考えています。私の25年の編集者歴ではじめて、英文のproposalをお渡ししました。ご説明申し上…