2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

製作部員を超えて

藤原書店の藤原さんが、一家をなすようでなければ、編集者とは呼ばないとおっしゃっているそうだです。なので、製作部員というそうです。あるいは編集局員だったかしら。それでは、編集者と呼ばれる人はないのかというと私は分からないが、もし、一家をなす…

先生方と飲みに行って気が付く

このブログは、お客様むけのものなのですが、どうも違うふうになりがちです。もし、社長の愚痴と発言の研究ということをされようとしている方がいれば、いわゆる○○で働く社長のブログは優れた情報の資源になると思われます。我らが茗荷バレーというのは、ビ…

コースの乗り換え可能性を担保できるような外国語教育

ユーザー志向の言語教育にしようというキャッチフレーズはよい。 今までは、大学に進学する人ばかりではなかったのに、大学進学率は実際には低かったのに、大学で原書を読むという前提で、読解中心の英語教育が行われてきた。どうなんでしょうか。20年前くら…

会社の中でのコミュニケーションでは文法は重要

日本語教育の中で文法はコミュニケーションにとって重要ではないという意見が多いが、少なくとも会社の中でのコミュニケーションでは文法は重要である。 意外なことかもしれないけれども。 自動詞他動詞の区別をしてくれないと責任が明示されない。過去形と…

ソーシャルとは何なのだ?

ソーシャルとは何なのだ?という不可解なあり方。 SNS、ソーシャルネットワークサービスという時のソーシャル。人々がつながって、やりとりをしていく、そのつながりが面白いというサービスです。このサービスという時も、サービスというのもあいまいだなあ。…

学びの協働体 加藤哲夫さんのビデオ

学びの協働体 加藤哲夫さんのビデオ

「大学生」になるための日本語、インストアライブ 2

2月12日、前日雪で、当日は雨模様の麹町、凡人社での「大学生」になるための日本語、インストアライブの紹介、第2段です。 堤良一先生、長谷川哲子先生のライブのはじまりです。 お二人の先生が強調されていたのは、日本語能力試験の2級の学習者はこのくら…

「大学生」になるための日本語、インストアライブ

雪の翌日、道路に、昨日降った雪も目につく、足下の悪い中、麹町の凡人社にて「大学生」になるための日本語、インストアライブ(店頭イベント)が行われました。雪もあるし、連休の間の土曜日だし、実は、どのくらいの人が来てくれるのか、とても心配してい…

手紙の書き方の本

『英文ビジネスライティング 基本から応用まで』(橋本光憲 中央経済社)。英語でメールを書かないと行けないので購入しましたが、日本語のビジネスレター、仕事で手紙を書くときにも優れた参考書となる本。新編は品切れのようだが... 英文の書き方としてあ…

ネットに公共的電子決裁機関を!

Appleが、iTune以外での電子決済を事実上、無効にし、iPad上のビジネスについては、独占することにしている、ということらしい。 iTunes課金を回避する電子書籍アプリも「6月30日」まで? 米Appleがアプリ開発者に警告メール[hon.jp]Appleが7月にもiTunes課…

ファシストでもやらなかった暴挙

丸山真男は「1968年の東大紛争の際、大学の研究室を占拠して貴重な資料・フィルムを壊した全共闘の学生らに「ファシストでもやらなかったことを、やるのか」と発言した。」(wikipediaによる) という話しを吉本隆明氏の文章で読んだことがあります。その時…

『言語政策を問う!』週刊朝日に、杉山春さんの書評

『言語政策を問う!』(田尻英三・大津由紀雄編)、「週刊朝日」(2月18日号)で書評されました。杉山春さんの紹介。 よろしければ、「週刊朝日」をお求めの上、どうぞ書店で『言語政策を問う!』をご注文下さい。(全国の書店で並んでいることは残念ながら…

2011 Roundtable on Languages and Languageへのお誘い

2011 Georgetown University Roundtable on Languages and Linguistics. への出展のお誘いをいただきました。 今年のテーマは、Discourse 2.0: Language and New Media. とのこと。詳細は以下へ。...http://www8.georgetown.edu/college/gurt/2011/ ひつじ書…

「伝達・運用能力」ラウンド・テーブル

誰でも参加オープンではないので、ネットで検索してもでてきませんが、今月下旬に「伝達・運用能力」ラウンド・テーブル、という2日の研究会が愛知大学で開かれます。私も、登壇者にしていただきました。 「伝達・運用能力」ということなので、いわゆるコミュニ…

研究者の方を支援するということ その1

研究者の方を支援するということ、を考えたいのであります。このことを考えるときにいつも一番最初に感じるのは、結果としてすることなのか、目的としてすることなのか、ということなんです。どうなんでしょう。学術書の出版ということで考えます。というの…

女性のことば・職場編、男性のことば・職場編の合本 その1

『女性のことば・職場編』、『男性のことば・職場編』の合本を作ることにしました。 『女性のことば・職場編』を刊行したのは、1997年。かなり昔だったということです。コーパスということはそれほど叫ばれていなかったと思います。『女性のことば・職場編』…