2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

千代田活字の馬

私が最初のつとめた出版社の近くに活字屋さんというか大きなビルディングの立派な会社があって、千代田活字という名前だった。自分で会社を作って、四年たって、もとに働いていた街に戻ってきた時、新しく入ったビルのあるとなりのビルは鉛版協会の建物だっ…

iPadを巡って 事務所で調べる読書と独居でする読書は違うということ

昨日、iPadの発売が発表された。読書端末としては、魅力的ではないなあというのが偽らざるを得ない感情だった。スティーブ・ジョブスのスピーチでは52分くらいのところで書籍の話しになる。あっけない。あまりに短くて、充実感を得られないまま、いきなりiWo…

iPadは、がっかりか?

本日、iPadの発売が発表された。アップルタブレットと呼ばれていたものだが、ビデオでの紹介を見てすごいなあと言う気持ちで、書籍の紙面とネットを連動させたり、参考文献に飛んだり、必要な本に飛んだり、統計の計算を画面上でやらせたり、アプリケーショ…

電子書籍の1つのパイオニア フィクションの機構の電子化1997

1994年の『フィクションの機構』を刊行した際に、電子版をコモングラウンドで作った。コモングラウンドは、アクロバットディスティラーのようなもので、ビットマップベースの画像ファイルだった。しかし、その当時、あまりそういうことがなかったので、日経…

アンドロイドは電気羊の夢を見るか(装丁が変わりました。)

会議用のテーブル

私の担当するものが遅れつつも、ようやく出つつある。

私の担当するものが遅れつつも、ようやく出つつある。おしているのである。twitterなど、やっている場合ではないのである。私の担当しているものは、少しめんどくさいものである。私がやる方がいいものである。誰かにやってもらうと、私が不機嫌になってしま…

あけましておめでとうございます。

19日というか実際には20日です。こんな日付けであけまして、というのは、間が抜けているけれども、そういうことばをまずは書き留めておかないとしめしがつかないような気がします。ひつじ書房は年賀新聞を刊行しています。紙で、お得意様にはご挨拶している…

今年の初子 福聚院(ふくじゅいん)大黒天

福聚院(ふくじゅいん)大黒天で、今年の初子で護摩を焚いてもらいました。商売繁盛のお札をもらってきました。命が延びるというおとそをいただきました。これで、今年一年は安泰です。(だといいな) http://www.city.bunkyo.lg.jp/visitor_kanko_jisha_fuk…

羊羊亭の新しい新人(前座)

前座名の考えているということを昨年の3月に竹下が、入社した時に言っていたが、竹下の後輩ができて、「前座」がもう一人加わった。ということで、前座名を決めました。もちろん、本人と相談してです。羊羊亭チョムスメッコ羊羊亭という名前は本人に伝え忘…

ネット時代の評価とコミット

公的な仕事をしているNPOは、支持者からの寄付や自治体や国レベルからの補助金を受けることがある。学術出版社であるひつじ書房は、研究者が研究書を出す際に、いわゆる出版助成金を申請してもらうことがある。これは、その書籍の公開が公的な価値を持つから…

20周年のロゴをどうしようか

20周年のロゴをどうしようか モコモコシルエット版

言語派社会学者求む

言語派社会学者求む。橋爪さんの後継者かあるいは反逆者か、あるいは別の道から言語派社会学を進もうとしている若手の研究者の方はいらっしゃらないだろうか。メモのための追伸21万アクセスを超えました。ありがとうございます。