2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

民主党の大勝と学術芸術政策

民主党が大勝をした。ここで自民党ではない政党に政権を担ってほしいという民意ということだろう。やはり、ずっと自民ではまずいし、郵政民営化というシングルイシューで採った過半数で、他のことは信任されていない政権が過半数で他のことまで決めていくと…

神保町ラーメンはダジャレ系

神保町ラーメンの店名は、なぜだかダジャレ系がはやっているようです。 先週、エディタースクールの「英文の表記法と組方ルール」の講座(http://www.editor.co.jp/seminar/kumikata-eibun.html)に行ったとき、昼ご飯に食べに行ったラーメン屋さんは店主が…

大学での読書推進運動 図書館の可能性

大学での読書推進運動の記録です。今回は少し宣伝を入れています。でも、いい本です。 読書が危機だとよく言われる。日本の高校生も大学生も半数以上本を読まないし、読む本も圧倒的に少なくなっている。大学図書館の需要は下がる一方で、しかも大学図書館で…

日本の難点 恣意性に意図的にコミットメントする。

恣意性に意図的にコミットメントする。小林弘人さんの『新世紀メディア論』を取り上げたが、要はこの本で宮台氏が言っているような「恣意性に意図的にコミットメントする。」ということではないかと。これは、まさに「投げ銭」なのである。恣意性と冗長性と…

『新世紀メディア論』2 書籍に帰ってくる

書籍に帰ってくる『新世紀メディア論―新聞・雑誌が死ぬ前に』(小林弘人 バジリコ)という本で、著者の小林氏は、新聞や雑誌は、インターネット時代において紙とネットが融合してしまうのに対して書籍はそうではないという。 「書籍は(特に有体物としてのそ…

『新世紀メディア論―新聞・雑誌が死ぬ前に』(小林弘人 バジリコ)

『新世紀メディア論―新聞・雑誌が死ぬ前に』(小林弘人 バジリコ)という本がある。小林さんは、私よりも若い1965年生まれで、小林さんの会社の説明から構成すると同朋舎出版在籍時期に編集者として『絵で見る英和大図鑑ワーズ・ワード』を担当し、26万部を…

記憶装置

外部においておくべき、記憶と自分のあたまに残しておくべき記憶加えて、外部に置いておく記憶はバックアップをとっておく必要がある。外部というのは、ハードディスクやネット上のアーカイブ、ブックマークやノート、知り合い、問い合わせ可能な専門家、友…

風響社さんの朝日新聞のさんやつの広告

風響社さんが、日曜日、朝日新聞にさんやつの広告を出されていた。すごい。ひつじでも、この9月には出して見るか、と考えていた折でもあるので、注目した次第。http://www.fukyo.co.jp/00-top.html風響社さんは、三省堂のフェアでご一緒しました仲です。 - …

人文・社会科学の学術雑誌発行コストは自然科学よりも高い、とは

国立国会図書館のサイト、カレントアウェアネスによると、米国のOPEN ACCESS NEWSが「人文・社会科学の学術雑誌発行コストは自然科学よりも高い、という調査」を報告したという。その原因は、採択率が低いため、ピアレビューや査読に関わるコストが高いから…

『のだめカンタービレ』最新刊22巻 オクレール先生のことば

『のだめカンタービレ』の最新刊22巻はとてもいいと私は思う。オクレール先生のことば「もうちょっとで本物の音楽家になれたかもしれないのに」シュトレーゼマンの「本物とは?」へのオクレール先生のことばがいいなあと思う。 できるだけネタバレにならない…

日本の秘湯 法師温泉

お盆休み、温泉行ってきました。直木三十五も来たという法師温泉、とてもよかったです。食事もよくて、鮎の塩焼き、内臓まで食べられました。私は、建物とお風呂は木造がだんぜんいい。三国峠を越えて行きたい。帰りは、法師温泉から猿ヶ京温泉まで二時間か…

編集業務の変遷 原稿の素案

出版学会の『白書出版産業 データとチャートで読む日本の出版』にのせるための原稿の素案 編集の根本は、新しい企画を作り出すことであり、そのことは基本的に全く変わっていない。印刷現場の技術の変遷と連動して、編集という仕事がどのように変わってきた…

プーク人形劇場 林家彦いち、面白かった!

プーク人形劇場で、毎年この時期恒例、行われる新作落語の会。去年に引き続いて行って参りました。いろいろな噺家の新作が聞けて、面白くてお得。本当は3日連続していければよいのだが、そこまでの時間の余裕はなかった。彦いち、面白かった!私は、新作落…

宏文学院編纂 日本語教科書の撮影

宏文学院で刊行されていた教科書の実物の撮影をするために國學院大學図書館にHMとお邪魔しました。HMが担当している『清国人日本留学生の言語文化接触』に収録する写真のためです。宏文学院で作った教科書といっても、どんな表紙だったのかが分からないとイ…

行きたかった「非営利出版のサスティナビリティとは - OUPに学ぶ

行きたかった。残念、SPARC Japanセミナー2009 第2回「非営利出版のサスティナビリティとは - OUPに学ぶ」 かたつむりは電子図書館の夢をみるか http://d.hatena.ne.jp/min2-fly/20090804を拝見すると「非営利」ということばの使い方はどうも、ずれがあるよ…

21世紀の新聞の意味 新入社員教育に使おう

友人の新聞記者と話しをすると、新聞ビジネスは構造的に厳しいという話しになることが多い。でも、私は21世紀の新聞の意味というのはあると思う。googleで検索すると、FirefoxとSafariで検索結果が違っている。Firefoxでは、googleの検索結果を人が順位を変…

政党マニフェストの中に学術ということばがない

衆議院選挙が8月30日に開かれるので、各政党がマニフェストというものを公開している。そのマニフェストを調べてみた。調べるというよりも単に「学術」ということばで検索をしてみたということです。(インターネットでアート支援NPOのことを書いている大澤…

バックログユーザー紹介にひつじ書房登場

http://www.backlog.jp/case/interview/interview3.html バックログユーザー紹介にひつじ書房登場。服装を見るとインタビューが昨年の冬だったことがわかります。なおかつ、私のあたまを見ると11月前半ということがわかります。今の私のあたまは逆立っていま…

朝日新聞の求人広告

朝日新聞の求人広告を日月、2日3日と出した。http://www.asakyu.com/result/detail0.asp?is=20090802&pa=4011編集、出版に興味があって書籍作りに関わる仕事をしたいと思っている若い人の目に触れてくれることを願っている。本日の広告の欄を見るとひつじ書…

西新宿けやき橋商店会、最後の寿司ことぶき

ラボで、『ことばの宇宙への旅立ち3』のインタビューを行った後、大津先生とラボの大矢さんとこの日が最後というお寿司屋さんに向かった。寿司 ことぶき、というお店で何と東京オリンピックの年からやっているそうだ。45年と言うこと。西新宿は、高層ビル街…