2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ベルリンの壁、アメリカの壁

せっかくの金融機関の救済策が、アメリカの下院で否決されてしまったということで、株価は大幅に下落してしまった。アメリカの金融の危機はいろいろな意味で皮肉に思う。経済通ではないので、床屋政談の域をまったくでないけども、今思ったことをメモとして…

ラーメン紀行 護国寺 ちゃぶ屋 岡山系(?)

今週は、9月中に何とかしたいことが、山積みとなってしまいまして、思考回路が、空回り、バグっておりましたので、早めに寝まして、朝、茗荷谷の美容院に行って、それから、護国寺のちゃぶ屋に行って参りました。ちゃぶ屋は、ラーメン屋さんです。人が並んで…

書籍の公共性

書籍の公共性を考える。内容が、たとえば、言語政策、多文化共生に関わるものの場合に、公共性が高くて、動詞の活用についての本だったら、公共性が低い、ということになるのだろうか。 書籍の内容が、公共性に関わるものの場合と内容が私的なものの場合。た…

新橋、広島お好み焼き ソニア

新橋の広島お好み焼きソニアに行ってきた。 (お好み焼 ソニア〜東京の広島お好み焼き店情報 より) 広島風ではなく、広島お好み焼きである。飯田橋に「れもんや」というお好み焼き屋さんがあって、そこは広島風を名乗っている。確かにそれは間違っていないと…

文化政策学、文化経済学としての観点 学術出版に公共性はあるのか

文化政策、文化経済としての出版ということを考えることができないだろうか、と思っています。文化政策は、政策であるわけであるのなら、私利私欲のための政策ということがありえないとするのなら、公共政策の一つということになり、公共と政策とにまたがる…

ラーメン紀行 京都 第一旭 

山梨先生のお祝いのパーティの帰りに、京都駅の東側の線路の上に位置するラーメンや第一旭に寄って、ラーメンを食べました。久しぶりに食べましたが、懐かしい醤油味で、おいしかった。麺が柔らかめと感じましたが、他のお客さんが注文しているのを見たらか…

山梨先生の還暦記念で、京都へ

京大の山梨正明先生の還暦記念パーティに参加しました。山梨先生には『認知文法論』をはじめ、教科書『日本語要説』の執筆など、本当にお世話になっています。『認知言語学論考』も。京都在住の認知言語学会の関係者などで、120名にも登る大勢の参加者で、山…

複数の日本語 ゑびす三郎

仕事の目論見をあやまってしまって、これは編集長の責任である、はじめの社中泊をしてしまった。私が夜明けまで会社にいるのは、たぶん、はじめてであろう。若い娘スタッフが、目録誌「未発」の索引の逆引きをするのに、朝まで残ろうというのに、編集長が先…

新文化の対談 文化という甘えない発想ということについて

新文化という出版業界紙の1面の対談で、石塚昭氏と永江朗氏が対談していて、見出しに「"文化"という甘えた発想はダメ」といっている。では、非文化であれば、甘えていない発想なのだろうか。ベストセラーが売れることを祈れば、現実的な発想なのだろうかと…

化けうる原稿、文字化けしている借用書

電子時代に「紙の原稿」、「打ち出された原稿」、「書かれた原稿」はどういうものであるのか、ということがあって、文字化けしている原稿というのは、何なのでしょうか。文字化けしている遺書、文字化けしている伝言、文字化けしているラブレター、文字化け…

400字詰めの原稿用紙にマス目に2文字ずつ書く

出版社の仕事は、文字の原稿を割付するところからはじまるのだろう本文はプロポーショナルフォントではなくて等幅がいい。特に、MS P明朝はやめてほしい。字数を簡単に数えられないし、詰まりすぎは割付がとてもしにくくて困るメディアとことば研究会の懇親…

池袋 萬家、健在

以前に移転したとお伝えした元人世横丁の萬家を再発見しました。 「画廊萬家、移転していました」http://d.hatena.ne.jp/myougadani/20080814社会言語科学会と認知言語学会で名古屋出張して土日仕事をしたとのことで、その振替休日とはならず、振替、午後休…

飯田橋 ラーメン 高はし

土曜日、BCの後、飯田橋の芳進堂によって、本屋さんで少し本を探してから、(私には、飯田橋の芳進堂は書店としては、少し物足りない。『 モダンのクールダウン (片隅の啓蒙) 』を探してなかった一軒目だったのはここです。)飯田橋のラーメン高はしに行った…

ブックファーストルミネ新宿2店は、女性客が多い

ブックファーストルミネ新宿2店に行った。新宿南口近辺での待ち合わせのため。ルミネは駅の改札前のフロアーから、ルミネのたてものに入るところがなかなかやっかいで、どういう店が入っているのかも入り口からは分からない。また、改札前はすごい混雑で、入…

游ゴシック使うべきか

游明朝体といっしょに使えるゴシックだとこと。游明朝体は、時代小説にも合う書体と言うこと、たしかに少しストイックで出しゃばらない落ち着いてはいるが、身は軽い感じの素敵な書体である。この書体は向井裕一さんのおすすめの書体。ひつじ書房では、游明…

コピーエディターのバイブル、ブッチャーの10章の復習に突入しました

コピーエディターのバイブル、ブッチャーの10章の復習に突入しました。ブッチャーの正式名称は、Butcher's Copy-editing: The Cambridge Handbook for Editors, Copy-editors and Proofreadersで、なかなか良くできている本で、2年間、読書会を続けているこ…

トルコのもう一つの顔  小島 剛一

ことばに関する本ということで、どんな本が面白いですか、と言われたときにいつも真っ先にあげる本は、『トルコのもう一つの顔』だ。内容は、言語学の話しではない。言語学徒の話である。 トルコ語に引かれた著者は、トルコの片田舎のことばに興味を持って、…

フェリス女学院大学図書館の挑戦

フェリス女学院大学図書館の挑戦という内容の本を3月までに刊行します。これまで、大学図書館の役割は、研究を支援する情報検索ということが中心に考えられてきたと思います。それこそが、必至な役割であると。研究を支援するということでは、教えている立…

稲葉振一郎氏の『「公共性」論』を読んでいます。

今、読んでいる本について触れます。稲葉振一郎氏の『「公共性」論』を読んでいます。稲葉さんの本は、『ナウシカ解読―ユートピアの臨界』から、何冊かを読んでいる。8月15日に、紀伊國屋書店新宿南口店で買った。触れますと言いましたが、内容の紹介ではな…