2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

タンジブル・ビットとしての書籍

本というのはまさにタンジブル・ビットじゃないのだろうか。 1.日時: 2008年 3月11日(火) 16:30-18:00 2.会場: 東京都千代田区神田錦町2−2 東京電機大学神田キャンパス 丹羽ホール 3.講師: 石井 裕氏 マサチューセッツ工科大学(MIT) メディア…

サイモン博士の気持ちが伝わる子育て英語フレーズ

copy-editingの勉強会をやっている。学術書の校正・製作のための本。Butcher's copy-editingという名著を読んでいます。http://www.hituzi.co.jp/kotoba/20070112ns.htmlその勉強会に、最近は、なかなか顔を見せてくださらないのだが、ご近所のサイモン先生…

校正というものの重要性について

校正というものの重要性について考えさせられること。文字なんて簡単に入力できると思っているのだろう。文字というものは、ビットではない。ビットでもありえるけれども、ビットだけではないものもある。校正一般と言うことだけで考えるべきではないのかも…

出版について希望を語ろう

出版について、出版業界外の人が語るとデジタルに対応していない、再販制というばかげたシステムにたよっている、返品が多い、時代に対応していない、活字なんて古いetc。ということになる。でも、そうなのだろうか。ウソ付け!である。じゃあなぜブログのソ…

がんばれ、ラーメン台風の若おやじ

がんばれ、ラーメン台風の若おやじ。体調を崩しているとの張り紙がある。4月あたりになるとのことが書いてあった。せっかく、店を出せてそれでダウンではつらかろう。私の感覚では味はこなれてきていた、と思う。開店時よりはおいしくなっていて、お客さん…

言語政策ウオッチ

留学生30万人計画 第169回国会における福田内閣総理大臣施政方針演説平成20年1月18日 (開かれた日本) 第二は、日本を世界により開かれた国とし、アジア、世界との間のヒト・モノ・カネ・情報の流れを拡大する「グローバル戦略」の展開であります。…

LOVE PSYCHEDELICO 愛してくれってことさ。

I mean love me.を聞きながら、『議論のデザイン』の3校を校正している。なげつけるようなボーカルがいい。意外と仕事にあうのです。 あんたに愛について、いうよ。 愛してくれってことさ。今度ばかりは許すから、あんたを愛しちゃっているんだからさ。 私…

Proofreading Handbook

英文校正の赤字、指定の入れ方について、どういう実情なのかということを調べている。mixiの校正のコミュに書き込んでみたりしたけれども、反応がない。私の発言がKYだったのかもしれない。アマゾンなどでいろいろ、proofreadingということばで検索して、手…

国立国語研究所問題、報告

国立国語研究所の「移管」問題について報告します。松本は、出版社の人間ですので、日本書籍出版協会に行きまして、現時点での問題について知らせてきました。私の作った資料についても、有効に使ってくれるとのことで、回覧されることになりました。「文字…

「出版不況と“出版社不信”のはざまで」から。

弦書房前代表の三原浩良さんのことばをかみしめたい。地方出版の屋台骨(3割)を自費出版がしめていた。地味で、そんなに売れるわけではない自費出版を作ってきた。それに対して、新風舎などが、全国の書店に並びます、といった売り言葉で、書き手の欲望を…

「丸山真男」をひっぱたきたい、を読む

2007年の論壇(?)で、持ち上げられていた「「丸山真男」をひっぱたきたい―31歳フリーター。希望は、戦争」(赤木智弘「論座」2007.1)を小石川図書館にリクエストして取り寄せて読んだ。 何よりもキツイのは、そうした私たちの苦境を、世間がまったく理解…