2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

憲法と平和を問いなおす (新書)

長谷部 恭男著 憲法と平和を問いなおす通常、憲法は国家の圧政に対抗するために、国の圧政が及ばないようにするために作られたといういい方をしていると思う。民衆対国家という対立。そういうふうに習ったような気がする。ところが、長谷部さんの本によると…

現代コミュニタリアニズム

日本を甦らせる政治思想~現代コミュニタリアニズム入門 (新書)菊池 理夫 (著) ネオリベに対して反論しても、古い立場だと、既得権を持つ側の反論という風に受け取られがち。極端なリベラリズムに、ちゃんと反論するとか、市場主義に対しても、ただたんに反論…

外国語論文のコピー・エディティングも支援する

「外国語論文のコピー・エディティングも支援する」とのこと。法律家というより「法律コピーエディター」という「情報アシスト」の機能を持ったコピー編集者ということではないだろうか?法科大学院で、「法律コピーエディター」も養成するようになったら面…

Getting It Published

「出版するためには」From Dissertation To Bookを読み終えたので、同じ著者のGetting It Publishedを買った。目次が面白い。前書きによると小説家向けの本の書き方という本はあるのに学術書の書き方がないので書いたと述べている。とすると学術書の世界で、…

From Dissertation To Book

「学位論文から書籍へ」ラウトレッジの副社長でもあり、出版部長でもあるWilliam Germanoの本。From Dissertation To Book (Chicago Guides to Writing, Editing, and Publishing)平易な英語で書かれているので、私でも読み飛ばしながら大意を掴むことができ…

田辺 繁治著『生き方の人類学―実践とは何か』

田辺 繁治著『生き方の人類学―実践とは何か』が、面白かった。ひつじ書房でだした『身体の構築学』に連なる先のラインということになる。ウイットゲンシュタインの言語ゲームを現代思想ではなく、人類学的に見る視点が面白いし、わかりやすい。ウイットゲン…

Butcher’s Copy-editingの読書会

あけましておめでとうございます。今年は、いろいろなことに挑戦します。ひつじでは昨年、執筆要項の完成度を大幅にあげました。ほぼ使えるモノになったのではないかと思います。それでも、今でも矛盾しているところなどがポロポロでて来てしまいますが、気…